ミャンマーにおけるワインの輸入規制

輸入業者は必ず会社登記、貿易許可証を取得している必要があり、輸出会社との公式な取引でなくてはならない。

商業省の一般管理部門からの許可証を申請する前に、輸入は必ず最初に輸入許可証を申請し、その後外国のワイン会社と契約を締結しなければならない。

ホテル及び免税店は、ワイン輸入の例外を享受できる。これはホテルや観光業大臣からの推奨のもと続けられているが、ホテルや免税店からの供給は、成長する市場の要求に応えるだけの十分な量はない。

3月23日のUMFCCIからの声明は、ワイン輸入業者は必ずそれぞれのボトルに適正なラベルが貼られ税金が支払われているか確認し、成分表が英語で記載され、空又は海から輸入されたワインであり、ラベルが原産国を示していなければならないと述べる。

商業省の貿易促進部門DirectorのU Win Myintによると、商業大臣はまだ輸入の申請書を承認していないものの、会社は合法的輸入を開始するための書類の準備をしている。

小売り業者は、新しい方針を歓迎すると述べた。輸入規則はそれほど問題とならないものの、税金ラベルの発行が問題になり得る旨の発言があった。
国内財政局(Internal Revenue Department)から税金ラベルを入手することが難しいという意見が小売協会にある。

ラベルはキャップ又はワインボトルの上部に貼る必要があり、理論上、ワインボトルを開けた時に必ず敗れるため、再使用ができない。

ラベルの数は保証されていない。

輸出業者がラベルの供給を確保できない場合、輸出業者はワインを合法的に輸入したとしても市場に配給することができなくなる。

合法的輸入の間、製品は非公式輸入時よりも高く手に入り、合法輸入品は税金と他の費用を払っているため非合法輸入品よりも高くなるが、顧客は本物を入手するでしょうとU Aung Naing Myintより発言がなされた。

4月1日にスタートした2015-2016年度の税法で、ワインの商業税は50%から60%に変更された。
(Myanmar Times2015年4月2日版第9面より)