ヤンゴン電力供給公社、電気の提供に介入

ヤンゴン電力供給公社(YESC)は、ヤンゴンのディベロッパーのため電力インフラの支援を行うことを約束した。
YESCは昨年の8月12日に、ヤンゴン開発委員会(YCDC)に建設完了証明書(BCC)を申請した全ディベロッパーは建物に追加の電力を供給するため、民間変圧器の設置を建物に必要とするかどうかを判断する必要がある。
新しい規則は都市化の増加に対処することを意図しており、電力供給にかかる費用を圧迫していると当局はその際述べた。
現在ディベロッパーは、YESCが2月15日に新たな指令を発行したため変圧器を設置する必要はない。
旧政策では、都市ディベロッパーは一日電30キロワット以上の電力を消費する新しい建物に電力を供給するため、変圧器を設置する義務があると述べている。だが同指示に非常に反対しているディベロッパーの間での反発に直面した。結果として、政策に対する抗議と変更のためのロビー活動を行うため、40の建設会社は2016年9月28日ヤンゴン管区政府に合意書を送った。
文書に署名した現地ディベロッパーは、すべての建設会社が変圧器設置のための資金の余裕はないため、同費用はアパート購入者に必然的に渡されるだろうと話す。
「建物が大きくなるほど、電力の提供は高価になり、請負業者が低品質の変圧器を選択する可能性が高くなる。これは住居者に悪影響を与える」と請負業者のYan Aung氏はその時ミャンマータイムズに語った。
管区政府は、問題を再検討すると回答した。
新しい指令では、政府は新たな8階建ての建物の電力を支援すると述べている。そのためディベロッパーは民間変圧器を設置する必要が無くなった。
しかし、8階建ての建物を建設しBCCを受け取ったディベロッパーは現在、電気アクセスのため1部屋あたり55万チャットをYESCに支払う必要がある。
YESCは建物内の全部屋から支払いを受け取った時、電力の供給を支援する。さもなければ電気にアクセスすることはできないだろう。
全額支払いを受け取ると、同公社は高電圧電力線の設置、変圧器の設置、主要電線の延長などの電力供給に取り組む。
管区政府、ミャンマーライセンス契約者協会とYESC間で行われた交渉は、新しい取り決めをもたらした。
ミャンマーライセンス契約者協会の常任書記官Lar Sal氏は、管区政府は彼らと交渉しており、変圧器を設置する代わりに1部屋あたり55万チャットを支払うことに合意したという。
「ディベロッパーが民間変圧器を設置した場合、建物ごとに約3,000万チャットの費用がかかるため、部屋の値段が上昇する可能性がある。現在私たちは設置する必要はなく、YESCがそれを支援している。費用は以前の取り決めの代替案よりも低くなると彼はいう。
Lar Sal氏によると、別の問題は、YESCが同支援を撤回した場合、変圧器の設置のための十分な余裕がなくなることである。
その後、家主がYESCから電気を受け取るのに問題が起きた場合、YESCに彼らに代わって交渉を行うミャンマーライセンス契約者協会から支援を得ることができる。
(Myanmar Times 2017年2月20日版 第7面より)