管区、最大500万米ドルの投資承認が可能に

管区及び州政府が承認できる投資最大額は、500万米ドル(60億チャット)に設定された。
MIC会長Kyaw Win氏による2017年3月3日の発表によると、管区及び州投資委員会は現在、ミャンマー投資委員会(MIC)からの許可無しで提案を承認することができる。
「一部の権限は、投資手続きを容易にするため管区及び州に委任されている。規制された一部の事業は未だ、ミャンマー投資委員会からの承認を得る必要がある」とMIC書記官Aung Naing Oo氏はミャンマータイムズに語った。
最近制定されたミャンマー投資法によると、一部の例外を除き、事業提案にMICからの許可が必要となくなった。例外的に、戦略的投資、資本集約的投資、環境へ影響を及ぼす可能がある投資、精査のため政府から要求された投資は、承認のためMICに要求する必要がある。
しかし、管区及び州により許可された事業指数と事実は、MICに報告しなければならないとAung Naing Oo氏はいう。
「許可された事業に関する指数と事実についてMICに報告することは、より正確で包括的な統計のためである。その後投資に関するデータはより良い方法で管理されるだろう」とAung Naing Oo氏はメディアで語った。
MICは政府が支援を提供する投資促進ゾーンを宣言している。またゾーン分類によれば、ゾーン1に属するエリアでの事業は、ゾーン2と比較してより多くの税金優遇措置を受けられる。
(Myanmar Times 2017年 3月13日版 第7面より)