中央銀行は法律に違反する外国通貨の使用を罰する

ミャンマー中央銀行はまもなく、国内のビジネス取引にてドルを使用している人々を罰すると外国両替管理局長Win Thaw氏は、ミャンマータイムズに対して、述べる。
中央銀行は、2015年5月、2016年後半、国内における全ての支払いはミャンマーチャットでのみなされなければならないとする2つの指令を発行したが、国内ビジネス取引におけるドルの使用は依然として流行している。
 中央銀行は指令にて、インターナショナルスクールの授業料同様、ホテル、レストラン、航空券代理店のサービスへの支払いは、国内通貨でなされなければならないと示した。
 国際取引に関わる支払いもまた銀行を通しチャットで支払われるべきと法令は示している。
「支払いは外国から振り込まれうる。しかし、私たちは、レストランや学校に現金で支払うことを認めないよう各省との議論を続ける。」と彼は述べる。
多くの国内事業は取引やサービスにおいてドルを使用する。この広く普及した慣習がUSドルへの高い需要と為替レートの不安定さをもたらしている。
中央銀行からの指令にもかかわらず、いまだに、政府機関、私企業ともに、変更すること尻込みしている。
そのため、中央銀行は、罰にて規則を遵守させる計画がある。
現在、国内旅行代理店は、USドルで価格調整をしている。しかし、指令の下では、彼らは、今、チャットで価格を設定し、代理店のみ銀行で両替するようにしなければならない。支払いに関し、旅行代理店は調整したドルと相当のチャットを受け入れる。
国内旅行産業において、ほとんど全ての機関は宿泊施設を含むツアーパッケージをドルで設定しなければならない。
旅行客やミャンマーで就労している人々も含めた外国人はドルを携帯し、使用する傾向にある。彼らはVISA等のクレジットカードを利用しているため、ドルでの支払いは避けられない。
しかし、外国人によってもたらされたドルは、最終的には国内の銀行へ行きつく。よって、それらの外国通貨は政府の歳入であることを意味するとミャンマーツアー組合副代表のKhin Aung Tun氏は述べる。
チャットが使用されるようにするため、もっと多くの情報が提供されるべきである。企業家が実際に直面する困難ももっと知られるべきである。
実際、避けて通れないいくつかの問題がある。自国通貨における国民の信頼を得なければならない。さらに、重要なことに、通貨は安定して作られなければならない。
さらに、インターナショナルスクールや外国団体によって設立された学校は、ドルで授業料を設定しており、ドルで支払うことを要求している。そのため、学校が開始する時期には、通貨への需要が高まるため、ドルの価格が上昇する。
この件に関して、インターナショナルスクールは、チャットでの月々の費用、管理費、チャットでの集金等組織の会計を公開すべきである。もし、学校が、法令違反で捕まった場合、各省と連携して、罰金が科されるとWin Thaw氏は述べる。中央銀行だけが、違反を罰するために動くのではなく、他の部門も同様に協力するだろう。
長官は、いくつかの学校は、チャットでの支払いに対し、より高い授業料を設定していると付け加える。
「人々は、学校の授業料をチャットで支払うことができるものの、外国通貨での支払いの方が安いため、ドルで支払おうとする。したがって、それが、人々がドルを買い上げる状況を作り上げている。」
「国内におけるドルでの支払いは受け入れられない。もし、各省やミャンマー中央銀行が学校を非難するならば、彼らは、チャットで集金しているため、如何なる処罰もなされないと述べるだろう。他の方法でなされなければならない。」と彼は続ける。
この問題に取り組むため、関連する省との交渉がなされ、それらの学校に対する警告が出される予定である。そして、もし、学校が規則を破っていることが発見された場合、彼らは罰金を科されるとWin Thaw氏は説明する。
(Myanmar Times 2017年6月14日版 第7面より)