許認可されていない国内ツアー運営者は、合法化されることを望んでいる

国内、600に及ぶ許認可されていない国内ツアー運営者は、悪徳旅行会社と関連付けられたくないため、ライセンス申請をし、ホテルツーリズム省により許可され、自身の事業を合法化することを望んでいるとツアー運営者団体は述べる。
許認可されていないツアー運営者の中には、偽装の旅行パッケージを販売して、旅行者を騙す者がおり、機関は彼らを処罰することが困難であるため、旅行業界のイメージを傷つけている。
許認可されていない代理店の存在はまた、違法な運営者から徴税できないため、省の収入にも悪影響を与えている。
「国内旅行業界において多くの問題が起きているため、私たちは、ライセンスが必要である。例えば、5日間の旅程のパッケージとして販売しているにもかかわらず、実際は、たった4日間の日程であるものを提供する運営者がいる。(今年だけで、少なくとも5つの事業所において)彼らは、資金源である旅行者を騙しているが、ライセンスを所持しないため、私たちは、彼らを処罰することができない。」と国内巡礼、ツアー運営者団体合同理事であるKaw Min Hlaing氏は、ミャンマータイムズに対して述べる。
省は各インバウンド、アウトバウンドに関して2年間のライセンスを200,000チャット費用で承認するが、国内巡礼ツアー運営者へはまだ、別のライセンスがない。
今年5月末までに、インバウンドツアー会社に対し2550個、アウトバウンドツアー会社に対して429個のライセンスを承認した。
Thuka Mein巡礼のオーナーであるMyoe Gyi氏は、ミャンマータイムズに対して、お金を稼ぐのが簡単であり、旅行者を騙すことに味をしめている者もいるため、国内ツアー運営者の数は増加している。
もし、他と比較し安いツアーを販売している場合、国内運営者に騙されることは、起こりうる。そのため旅行者は、予約をする際、正真正銘の運営者を選択しなければならないと彼は述べる。
省によると、国内巡礼ツアーの運営者は、省の条件を満たしてれば、ライセンス申請をすることができる。
国内巡礼ツアーライセンスは、インバウンドライセンスに含まれるものの、彼らは、申請前に、会社を投資企業管理局(DICA)にて登録しなければならない。
「問題は、中小企業が存在し、彼らが、ライセンスを承認するために必要ないくつかの条件を満たせないことである。だから、私たちは、まだ、彼らに対し、どのようにライセンスを発行するか交渉している」とホテルツーリズム省審議官であるMyo Win Nyunt氏は、ミャンマ―タイムズに対して述べる。
Kyaw Min Hlaing氏は、昨年国内旅行者は710万人おり、政府は、許認可されていない運営者が税金を払わないために大部分の税収を失っていると述べる。
(Myanmar Times 2017年7月13日版 第4面より)