日本のホテルチェーンが初めて、新投資法の下、認可される

7月28日付けの会社のプレスリリースによると、日本に拠点を置く、ホテルオークラは、官民資金の援助の下、2020年にミャンマーにおいて初のホテルをオープンする予定である。
Okura Prestige Yangon の建設は、今年中に開始され、2020年まで終了する見込みである。Okura Prestige Yangonは、ミャンマ―国内において、ホテルオークラ初のプロジェクトである。
株式会社フジタ、東京建物株式会社からの情報によると、建物は、16,000㎡に及び、床総面積92,000㎡の11階建てになる予定である。建物は、ダゴンタウンシップ Shwedagon Pagoda Road とPantra Streetの角に位置し、オフィスブロック、レンタル施設、レンタルショップ、約390室のホテルを含む。
このプロジェクトの運営、管理の為、ホテルオークラは、今月、株式会社フジタ、東京建物株式会社、日本海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)等の日本企業、ヤンゴンに拠点を置くAyeyar Hinthar Holdingsの子会社である国内企業Yangon Technical & Tradingとの連携の契約に署名する予定である。
株式会社ホテルオークラは、宿泊、食事の提供、ホテル物件の管理、その他サービスを行っている。東京に本社をもつ会社は、日本、韓国、中国においてホテルを運営しており、ASEAN諸国のパイプラインにおいてもプロジェクトを有している。
株式会社フジタ、東京建物株式会社は、プレスリリースにて、このホテルは、新ミャンマ―投資法において、初めて投資許可を与えられたプロジェクトであると付け加えている。投資プロジェクトは、日本官民パートナーシップ(PPP)の枠組みにより運営される。
政府機関と民間セクターの会社間による官民パートナーシップは、夜市や公道ネットワーク等のプロジェクトの融資、建設、運営の手段として用いられる。
より多くの国際的なホテルチェーンがミャンマーに進出、または、ミャンマ―国内にて拡大している。
先月、ミャンマータイムズは、フランス系グループ、AccorHotels、タイに拠点をもつ LP Holdingが、今年、二つのホテルをオープンし、さらに2020年にもう1つオープンすると報道した。このパイプラインにおける、3つのホスピタリティプロジェクトの内、2つは、マンダレーに、1つは、ヤンゴンにて行われる。
一方、アメリカホテル経営者であるHilton Worldwide Holdings Inc. は、ミャンマー国内にて、さらに3つのホテルを建設する計画がある。
(Myanmar Times 2017年8月4日版 第9面より)