マンダレーでヒットしたMini Oway3輪自転車

現地税金運営者Oway Rideは9月17日に、マンダレーでMini Owayという新たな3輪輸送手段を導入すると、Oway Rideの上級役員Kyaw Min Swe氏は9月13日にミャンマータイムズに語った。
3輪自転車サービスのMini Owayは、昨年9月に市内で運営を開始したタクシー及びオートバイサービス後の、同社の市内での3番目の輸送サービスとなる。
ヤンゴンと異なり、オートバイはマンダレーの主要交通手段である。Oway Rideの下、オートバイ運賃は1回乗るごとに最低500チャットから始まる。しかしタクシー運賃は、1,000チャットから始まるヤンゴンと比較して、開始価格5,000チャットと非常に高価である。
「Owayオートバイの運賃は安いが、1人しか乗ることができない。家族は少なくとも2人で移動できる乗り物を必要としており、また雨季や暑気の時期にも使用できる乗り物を必要としている。そのため、私たちは車とオートバイの間にある3輪自転車を思いついた」とKyaw Min Swe氏は話す。
「3輪自転車であっても、エンジンはパワフルで、シートはカバーされている。最低2人の人を運ぶことができる」。
マンダレーでは、乗客の不足が理由でタクシー運賃が高い。そのためほとんどの運転手は帰り道まで十分にカバーできる料金を請求する。オートバイ運賃は安いが、多くの人は危険と考えている。
「現在、乗客は私たちのアプリを利用して3つのOway交通手段から選択することができる。全ての乗り物は登録済みで、乗客は夜でも安全に乗ることができる」とKyaw Min Swe氏はいう。
重要なこととして、乗客はOway Rideアプリ又はコールセンターを通して簡単に自転車を予約することができる。「ヤンゴンではこのような自転車サービスを提供できないため、マンダレーを選択した。運賃は通常のOwayオートバイよりも少し高く、メーターシステムに従う」とKyaw Min Swe氏は話した。
彼はまた、Mini Owayは全国からの観光客もターゲットにしていると付け加えた。サービスは、マンダレーMaharmyatmuniパゴダ、マンダレー中央駅などの混雑した場所といった、観光客に有名な行先付近で開始する予定である。
同社は100台の新しい自転車と共に開始し、既に十分なドライバーも募集している。長期的には、マンダレー周辺で3輪自転車サービスが増加するだろう。
この動きは、アプリが昨年初めて導入された際不調な開始を切ってから、Oway Ride利用者数を増やすのにも役立つだろう。 
「正直に言えば、Owayのサービスは昨年導入した時適切ではなかった。運賃の修正に問題があった。運賃が安かったため、他のタクシー運転手が市場を失うことを懸念していた」とKyaw Min Swe氏はいう。「しかし私たちは、彼らの市場を混乱させたくなかった。これを上手く伝えてなかった」。
タクシー市場は、運賃がより合理的なレベルに引き下げられた場合チャンスとなる。「マンダレーのタクシー業界は高価で、オートバイとの競争は困難である。マンダレーに家のある誰もが、1台または2台のオートバイを所有している」とマンダレーAung Myay Thar Zan地区に住むSan Yu Kyaw氏は話す。
「しかしオートバイの事故は非常に頻繁に起こり、統計によると2日ごとにオートバイの事故が起き、1人が亡くなっているという。そのためタクシーサービスが適切に発展したら、人々はオートバイの利用を減らすだろう」と彼は付け加えた。
Oway Rideはモバイルアプリの利用を導入したマンダレーで最初のタクシーサービス会社である。「しかしマンダレーの住民のほとんどは未だにOway Rideについて知らない。私たちは3輪自転車の開始で、彼らが気づき始めることを願っている」とKyaw Min Swe氏は述べた。
(Myanmar Times 2017年9月15日版 第9面より)