ヤンゴン裁判所が著名人殺害事件の審理の再開を認める

ヤンゴン高等裁判所は9月24日、Facebook上の有名人であるAung Ye Htwe氏殺害事件について、地裁によってなされた事件取り下げ命令を取り消し、裁判を進めることを決定した。
事件は地方裁判所に差し戻される。裁判が再開される前に裁判書類を返送する必要があり、約2週間かかる。高等裁判所弁護士によると、事件がヤンゴン東地方裁判所に届いた後にThan Htut Aung氏を含む3人の被疑者は再び勾留されるとのことである。
Than Htut Aung氏、Kyaw Zaw Han氏及びPyae Phyo Aungは7月25日、地方裁判所の公判開始前に釈放された。証拠不十分として事件の取り下げが求められ、被害者家族も事件の取り下げを望んだ。
8月29日、弁護側と検察側が地方高等裁判所裁判官事務所で面談した。事件が国民の耳目を集め、政府の評判を傷つける可能性があることから、検察側の残りの証人、法医学医を含む8人による証言を再検討するよう提案した。
高等裁判所は被疑者の罪を軽減するため検察側の証人が軽視されたことを看取した。被疑者の親からの贈賄の証拠も明らかになった。
9月13日、ミャンマー汚職防止法に基づき、East District CourtのU Han Htoo地方法務官、、U Thein Zaw弁護士、East District CourtのU Ko Ko Lay弁護士、Daw Thit Thit Khin副検事、U Aung Kyi地方副判事、Chit Ko Koトゥワナ警察署長らが告発された。
(Myanmar Times 2018年9月25日版 第2面より)