政府、健康保険計画を承認

副財務大臣のDr. Maung Maung Theinは2015年7月1日に開始される健康保険の計画を明らかにした。
年間の保険料は、全ての民間の保険会社とMyanma保険会社で、50,000チャットに設定され、50,000チャットのユニットを、1人5ユニットまで購入することができる。6歳から65歳までの人が加入することができる。
「人々はMyanma保険会社及び民間保険会社から健康保険を買うことができる」と彼は述べた。「私たちは国民に、保険を購入する利益だけでなく、保険によりカバーされていない問題に関する規約を読んだ後に保険を購入することを認めている」
Dr. Maung Maung Theinは、健康保険の全ての申請が承認されるわけではないと付け加えた。
計画は、さらに損害補償も展開する。購入された保険の各ユニットで、治療費として1日に15,000チャットが支払われる。患者が入院した場合は、同額が最大1か月まで支払われる。
保険加入者が死亡した場合は、100万チャットが補償として支払われる。
Myanma保険会社社長のU Aye Min Theinは、保険を5ユニット購入した場合、最大150日間か、30日間が5回の入院保障を受けることが出来ると述べた。
「人々は、7月1日から、我々もしくは民間の保険会社から健康保険を購入することができる」と彼は述べた。「12の保険会社があるので、独占状態ではない」
また、代理店を通して保険を買うことも可能である。公認の代理店は保険会社から10%を手数料として受け取るので、購入者は保険料の他に別料金を支払う必要はない。
現在の仕組みは1年間の試行である。通常の保険料は現在1ユニット50,000チャットに設定されているが、更に多様化され、今年1年間で確定されるだろう。
健康保険を組み立てる計画も出てきている。その計画にはMyanma保険会社、保健省、ミャンマーメディディカルアソシエーション、民間及び外国の保険専門家との協議も含まれている。
Dr. Maung Maung Theinはまた、人々が、保険の書類用紙を正直に埋めることがとても重要だと述べた。
U Aye Min Theinは、保険が支払われない17の特別なケースがあり、妊娠によって生じた健康問題、精神疾患、事故以外での歯の治療、目の損傷に対する手術、補聴器及び罪を犯した後の保険などが含まれると述べた。
そのほかのケース、戦争又は現在罹患しているHIV/AIDSが原因による死亡もまた、補償金を受け取ることができない。
保険の加入者はまた、保険をキャンセルしたいと考えても、既に支払っている保険料を返金してもらうことができない。
Dr. Maung Maung Theinは、これまでに、健康保険のシステムが100%成功している国はないと述べた。
また、健康への支出は、より良いシステムを導くのに必ずしも必要でないとも述べた。
米国はGDPの17.4%を保健医療に使っているが、そのシステムは他に凌駕されている。
「英国の健康保険は米国よりも支出経費が少ないが、米国より成功している」と彼は述べた。「英国の健康保険部門は世界のリストのトップに立っている。健康保険システムが長いこと施行されている米国でさえ、オバマ大統領が力を入れているにも関わらず、うまく進んでいない」
ミャンマーは以前健康保険を計画していたが、サービスの遅れに直面したとDr. Maung Maung Theinは述べた。労働省傘下の社会保障局からのものを含め、他のかたちの治療補償もあると彼は付け加えた。
(Myanmar Times 2015年6月17日版 第9面より)