KBZ、12年間中断していたクレジットカード決済に着手

カンボウザ銀行は昨日、オンライン及びモバイルバンキングを含めた他の商品の計画と共に、ミャンマーでのクレジットカードの運用を進める予定を知らせた。
通常KBZというブランドで知られているカンボウザは、ミャンマー中央銀行からの承認を受けクレジットカードの発行を再開するとシニアマネージングダイレクターのU Than Cho は昨日述べた。
国内クレジットカードは10年以上前に激増したが、2003年の銀行危機で中止に至った。
KBZのクレジットカードは支店で2015年6月18日から手に入れることができるとU Than Cho は述べた。
「私たちはMPU(Myanmar Payment Union)のガイドラインに沿っているので、再び間違うようなことはないだろう」と彼は述べた。
KBZはクレジットカードを発行するとき、既存の顧客データに頼っている。同社は、ビジネス関係者、政府役人、専門家、民間会社の高給の社員、融資や預金の顧客、定期的な収入のある人々をターゲットにしている。
クレジットカードは3種類ある。クラシック、ゴールド、最上ランクのプラチナは、最高で500万チャットの貸付が可能である。金利は年間13%である。
KBZのカード部門ジェネラルマネージャーのAshis Kumar Sharmaは、カードにより必要な資格要件が異なると述べた。保証人か担保がある場合はゴールド又はプラチナカードを受け取ることができるが、担保がない場合は30万チャットが上限のクラシックカードに制限される。
「オンライン決済がすでに始まっているため、クレジットカードを発行するのに適した時だと私は思う。私たちは中央銀行の規則及び規制の範囲内で開始し、クレジット部門が設立されたら更なるサービスを提供できるだろう」と彼は述べた。
銀行は更に、インターネットバンキング及びモバイルバンキング商品も開始している。
顧客が送金、口座の明細を確認することが可能で、また銀行に行かなくても家又はオフィスに小切手帳を届けてもらうようリクエストすることも可能にした。サービスはアンドロイド及びiOSスマートフォン、デバイスで可能である。
ジェネラルマネージャーのU Soe Tin Maung Zawは、サービスの登録料は3,000チャット、自身の口座への口座振替手数料は200チャット、同一銀行の口座振替手数料は500チャットであると述べた。
(Myanmar Times  2015年6月25日版 第9面より)