MPT 、販売が低迷しているため固定電話費用を削減する

携帯電話の普及により低迷している固定電話の設置需要を促進するため、MPTは設置費用を安くする。
顧客は、超過料金や問題の報告だけでなく回線の申請も、MPTのカスタマーサービスセンターで行うことができると、MPT商務部の部長U Thein Hoteは述べた。
「現在設置費用は安くなっているが、依然として顧客は毎月の維持費を支払わないといけない」と彼は述べた。
2015年7月15日以前の設置費用は650,000チャットだったが、現在325,000チャットになっている。
価格引き下げの狙いは、固定電話をさらに購入しやすくすることであると、U Thein Hoteは述べた。ライバル企業のOoredoo とTelenor がサービスを開始し、SIMカードの価格が100ドル以上から1,500チャットに落ちたため、昨年の時点で携帯電話は確実に普及した。
U Thein Hoteはまた、MPTは固定電話の接続といったサービスを提供するワンストップサービスカウンターの数を増やすと述べた。
別のMPT職員は、固定電話接続の需要は減少していると述べた。2014年12月末時点でのMPT使用者は510,564人で、2015年6月末時点で513,233人とわずかに増加しただけだった。
コンピューター技術者のKo Za Ya は、固定電話がさらに購入しやすくなることは歓迎するが、接続状況の改善もまた重要であり、特に電話回線でDSLを使用する場合は重要であると述べた。
MPTは国営であるが、日系企業のKDDI及び住友商事と共同事業契約を結び、現在はSwe ThaharとCDMAサービス使用者の電話代を、1分23チャットに引き下げた。
携帯端末はミャンマーの消費者の中でさらに普及するだろう。
6月に通信情報技術省の事務次官U Khin Maung Thetは、3月31日の時点で市場でのSIMカードは総計2,810万に及び、54.6%の浸透率を表していると述べた。
国勢調査が行われた昨年の時点で、国民の32.9%が携帯電話を所持していると発表された。
(Myanmar Times 2015年7月22日版 第8面より)