ミャンマーのホテル労働者、裁判所命令に不服

バガンのRiver Viewホテルから解雇された労働者は、労働評議会において賠償と再雇用が決定したが、ホテルオーナーはこれを拒否したとしてホテル側に対し労働争議を起こしている。
2015年3月8日、スタッフへの『サービス金』の支払いという機密情報が漏えいしたとして解雇された後、労働評議会で5つの決定がなされた。労働者によると同評議会はホテルに、彼らの解雇を撤回し460万チャットの賠償金を支払うよう求めた。
「ネピドー仲裁裁判所は5人の労働者に対して460万チャット支払うよう決定したが、ホテル側は従わず、(裁判所は)裁判所命令を出した。裁判所命令に基づき私たちは仕事に復帰し、不当解雇期間の給料を受け取ることができる。その場合、私たちは460万チャットの賠償金を返金しなければならない」と解雇された一人でもあるバガン労働団体の秘書官Myint Oo氏は述べた。
「私たちは裁判所命令に満足していないが、すでに多くの時間とお金を費やしたためこれ以上この問題を進めることができない」そうだ。
(Myanmar Times 2016年 3月22日版 第4面より)