ミャンマーのGrade-Aショールーム、追加輸入が可能に

高い評価を得た自動車販売業者はこれまで以上に車両を輸入することが可能になると政府の管理団体は発表した。しかし、規則を遵守しないショールームは営業許可と10万米ドルの保証金が没収される。
商務省の広報担当Myint Cho氏の5月13日の発表によると、車両監視委員会は先日、国内のカーショールームと販売センターの調査を終え、6つのショールームと24の販売センターが規則に遵守しているA-gardeと評価され、輸入拡大の機会が与えられた。
「私たちは自動車販売業者に輸入制限を課している。しかしこのようなショールームがライセンスの延長を申請する際は時、輸入枠の増加を検討するつもりだ」と彼は述べた。
ショールームライセンスを持つ企業はミャンマーに自動車を輸入することができる。政府は最近、リース、物流会社に対する機械と自動車の輸入許可を特定10種に限定し規制強化を図っている。今後このような企業はショールームライセンスを持つ企業に自動車輸入を頼らなければならない。
カーショールーム調査はヤンゴン、バゴー、エーヤワディ管区で行われ、次の4つが調査された。①センターは決まった場所にあり、体系的に車を展示しているか。②正確で完璧な出入金記録を取っているか、また外国輸出業者に対する支払いの少なくとも80%を行っているか。③保証金の迅速な支払いがされているか。④全ての税金が迅速に支払われているか
同委員会が3月に国営メディアを通じて行った発表によると、合計47社がこれら全ての基準を満たしておらず、60日間の是正期間が与えられていた。
「私たちは今、これら企業が全ての必要事項を満たしているか確認しているところである。ほとんどは閉鎖するといっているが販売センターが抱える主な問題は、決まった場所がないことである。彼らが閉店を選んだ場合、規則に従い私たちに通知しなければならず、彼らに対してだけ行動を取ることはないが、10万ドルの保証金は返還されないことになるだろう」とMyint Cho氏は述べた。
1月の終わりから委員会はカーショールームと販売センターの標準化を図っており、月々の輸入制限をより明確に定義し、確固たる規則の遵守を目指している。
(Myanmar Times 2016年5月16日版 第9面より)