DICA、民間企業の登記料を半額に

投資企業管理局(DICA)は公開企業の条件を厳しくする一方、設立企業の運営を容易にするため会社登記料を広い範囲で変更すると発表した。
Aung Naing Oo局長は昨日ミャンマータイムズに、「ビジネスを本気で行いたい」中小企業を更に支援することが目的であると話した。この変更は2016年6月1日から適用される。
「このような変更により、中小企業は成長し、その数も増加すると期待する」と彼は語る。
新規の民間企業登記にかかる料金はこれまでの100万チャットの半額となる50万チャットとなる。
公開企業の登録料は100万チャットから250万チャットへ増額される。DICAのウェブサイトによると、これは実際に運営される企業か確かめることを目的としているという。
公開企業はThein Sein前大統領が入札時に公開企業を好んだことから、旧政権の下で事業入札のため頻繁に設立された。
ライセンスの延長のための費用は50万チャットから30万チャットへと引き下げられるが、会社の住所変更や株式譲渡の登録費は2,500チャットから25,000チャットへと引き上げられる。
DICAは会社の登録書類の謄本料を5,000チャットから50,000チャットへと変更し、定款覚書の変更料を5万チャットから30万チャットへと大幅に変更した。
名称や授権資本、事業目的の変更料は7,500チャットから75,000チャットと10倍になる。
ヤンゴン産業地帯代表委員会の共同会長Aye Thaung氏は、「初期登記料の引き下げは長年の待ち望まれたもので、歓迎する。引き上げられた費用は非常に少ない」と述べた。
DICAはまた外国企業15社と現地企業2676社が運営されておらず、登録リストから削除したと発表した。
「新しい料金は真剣に事業を運営したい人々のためである」とAung Naing Oo氏は述べた。
(Myanmar Times 2016年5月27日版 第10面より)