ミャンマーの現地企業、日本の潤滑油を販売

日本企業のJX Nippon OilとEnergy Asiaはミャンマーで、エネオスブランドの潤滑油を販売するため、ミャンマー企業2社と契約を締結した。
MGS Lubricantの記者発表によると、MGS Lubricant社の子会社であるMyanama Golden Star社は8月8日からミャンマー南部でエネオスの潤滑油の販売を開始し、Rainbow Bridg販売会社はミャンマー北部での販売を請負う。
Myanma Golden Star社の会長Thein Tun氏は、ミャンマータイムズ傘下のMyanmar Consolidated Mediaの会長でもある。MGS Lubricant社によると、ミャンマーはアセアン諸国の中で自動車潤滑油製品の市場が急成長している国の1つである。
同社は、ミャンマーでは年間7,800万リットルの潤滑油が消費されており、年間10%以上の成長が見込めるとした2013年のコンサルタント会社Solidianceの調査を指摘している。
政府の自動車輸入政策の緩和によって、ミャンマー国内を走る車のほとんどが誰もが好む日本製中古車となった。現在、ミャンマーには既に100種類以上の自動車潤滑油が輸入されている。
JX Nippon Oil and Energy社の潤滑油販売マーケティング部のエネオス国際マーケット戦略担当のKC Tong氏は、同社はミャンマー市場を詳しく調査したという。
彼は、国内では多くの人が、日本車を使用しており、長期使用に必要なメンテナンスのためには標準的な品質の潤滑油が必要となる。同社はワークショップや現地代理店を活用し高品質の潤滑油の重要性をミャンマーの消費者に教育していくという。
(Myanmar Times 2016年 8月10日版 第9面より)