ミャンマー、250以上の品目に対し輸入規則を緩和

商務省は許可要件の自由化に向けた新政権の最初のステップとして、9月からライセンスなしで輸入できる267品目のリストを公開した。
この動きは、商品を許可なしで国内での販売を認める取引を奨励していた前政府による自由化に基づくものである。
商務省は昨年8月に、引き続きライセンスが必要な4405品目のリストを公開した。今月同省が指定した267品目は、このリストから外されたと補佐官Khin Maung Lwin氏は述べた。
現在ライセンスなしで輸入できる製品には、綿、鉄製品、スチール、ステンレススチール、銅、黄銅、アルミニウム及びアルミニウム製品、電気製品、自動車部品、列車などがある。
同リストは随時見直され変更される予定であり、同省は既にリストから500品目以上削除することを提案している。彼によると、自由化の次の動きは、今年後半に行われるかもしれない。今のところ、9月1日まで新しい規則は施行されないことから、貿易業者は依然として267品目のライセンスを申請する必要がある。
アルコール、ビール、タバコは制限品としてリストに残るという。
(Myanmar Times 2016年 8月16日版 第9面より)