議会、ヤンゴンのバイク規制を部分的に解除

Yan Aung Min議員の提案が通れば、バイクはヤンゴンの道路にすぐに戻るだろう。
Shwe Pyi Thar議員は昨日、ヤンゴン郊外の7地区で、バイクに合法的に乗ることができるようになる提案書を管区政府に提出した。バイクはヤンゴンで、2003年から禁止されている。
Yan Aung Min 氏の提案は、地域内の公共交通機関の選択肢が不足している郊外の町で、住民が直面している困難に対処することを意図している。
「良い交通手段がないため、私たちはこれら7つの郊外地区でバイクを許可するよう提案している」とYan Aung Min氏は話す。
「これら地域に住んでいる人たちは地域内に十分なバス路線が無いため、バイクに乗る必要がある」と彼はミャンマータイムズに語った。
議員によると、これら地区に住む多くの人が貧しく、タクシーは非常に高額であるためバイクに頼っている。住民は現在2輪車に乗っていることが見つかったら、罰金または逮捕される弱い立場である。
Yan Aung Min 氏が提案している7地区には、シュエピーター、ラインタヤー、南ダゴン、北ダゴン、東ダゴン、ダゴンSeikkan、ミンガラドンが含まれている。
電気、インフラ、交通管区大臣Nilar Kyaw氏は、管区政府が計画を審査した後、Aung Min氏の提案を実施すると述べた。
「私たちは同問題を審査し、これら7地区で合法的にバイクに乗ることを可能にする計画を策定する」と彼女はいう。
初めYan Aung Min 氏はダウンタウンエリアを構成する6地区を除き、ヤンゴン市町村全ての地区にバイクを返還するより野心的な提案を行っていた。だが政府官僚と議論をした後、彼は市郊外の地区に提案を制限することを決定した。
「いくつかの地区は、既に渋滞している道路で発生する交通問題に関し懸念していたため、提案を7つの郊外地区に限定した」と彼は話す。
成長する交通渋滞は毎日ピーク時間に多くの時間を費やし、市当局が改善を望む重要な問題の1つである。
(Myanmar Times 2016年10月7日版 第4面より)