グループリース、ミャンマー合弁を狙う

タイ上場企業Group Lease社は、現地複合企業が所有するウイスキー販売業者との質屋経営を支援するため合弁企業を設立し、地方での金融サービスを拡大する予定である。
Group Lease社は、Myanmar Distillery社会長Aung Moe Kyaw氏と彼の関連会社AMK複合企業と提携し、合弁企業を設立した。
AMK複合企業は43%、Group Lease社は残りの57%を所有する。GL記者会見によると、同合弁企業は今年末か来年早期に設立され、Aung Moe Kyaw氏により所有されるCentury Financeに資金援助を提供する予定である。
合弁企業の支援は、Century Financeのミャンマーでの金融サービス、特に地方で拡大するのに役立つとGLはいう。
昨日のタイ証券所の発表によると、Century Financeは2013年に資本金30億チャット(230万米ドル)で設立され、様々な活動に関与している。金融会社ライセンスを取得したタイ企業は、ファイナンスやリースに携わっており、22,000以上の食料雑貨店、質屋を含む1400の卸売店を管理し、ミャンマーウイスキー流通市場の約65%を管理していると発表した。
「同流通ネットワークは店舗数の面でミャンマー最大であり、同社のデジタル金融プラットフォームと完全に一致する」と証券会社は発表した。
Group Lease社がBGマイクロファイナンスミャンマーの過半数の株式を買収したわずか数週間後に合弁事業の発表が行われ、約700万米ドルを事業に投資し支店の数を増やす予定である。
(Myanmar Times 2016年 10月14日版 第11面より)