燃料貯蔵ターミナル、ティラワ港にて9,200万米ドルの外国直接投資を受け建設

Puma Energy Asia Sunによると、ミャンマーにおける初の、最大規模となる、燃料貯蔵ターミナルが、9200万USドルの投資を要し、ついに5月の第1週にオープンした。
燃料貯蔵ターミナルは、国際的な使用済み燃料貯蔵、運輸、配布に携わっているPuma energy とミャンマーにおける物流管理や貿易の豊富な経験がある、地元会社のAsia sun の合弁事業であり、ヤンゴン市内ティラワ港にて建設予定である。プロジェクトの内訳としては、Puma energyが80%のシェアをもち、Asia sun が、残りの20%のシェアを持つ。
このターミナルは、商業燃料やHFO(発電のための重工業のための燃料)、瀝青, ジェット燃料等のプレミアム石油製品の貯蔵に使われる予定である。そのため、燃料の供給先である、飛行産業、電気電力産業、採掘産業等がこのターミナルによる恩恵を受ける。
また、さらなるサービス拡大、新しい製品の輸入へと活用の幅を広げることも期待される。
国の経済発展に貢献するため、合弁会社は約一億ドルもの投資をこの燃料貯蔵ターミナルの基礎工事に費やした。
PEACの一般取締役であるDavid Holdenは、「このターミナルは、今後予想される移動用燃料の需要増加に対応し、国の発展に貢献するだろう。」と期待を寄せる。
最初に述べたよう、ミャンマー初めてのターミナルであり、約91,000立方メートルもの燃料を貯蔵することができる。
この施設は、国際建築、そして消火システムや強力な緊急装置、制御システムを含む自然災害規定に沿って建設される。「私たちは、私たちの基礎インフラ、近代的、高性能な制御サービス、独立したオフィス内の研究所をもって記録を打ち出せることを誇りに思う。常に性能検査が行われており、常に、同質量の燃料を石油タンクや燃料タンクから受け取れる状態にあることから、国の燃料需要を確実に満たすことできるだろう。」とPuma Asia Sun の社長Kyaw Win 氏は述べる。
現在、シンガポール、インドが質の高い石油の有力な輸入国であり、石油貯蔵や販売といった仕事に対し許可を与えている。将来的には、投資制限が緩和されたときや新しいライセンスが得られたとき、石油精製を行う計画ある。Holden氏は、「地元の消費者に対し、プレミアム商品しか輸入されていなかったが、競争力のあるマーケットで売ることができるようになるだろう。」と展望を示す。
製品の発売から2か月のうちに、会社は20%の消費者を呼び寄せた。また、ミャンマーの人々は、精密な製品を使うことを好むため、高品質の機械油と良いデリバリーサービスを提供し続ける予定でいる。
電気エネルギー省傘下のミャンマー石油製品企業(MPPE)はPuma Energyに対して、はじめてジェット燃料の輸入、販売を認めた。
この輸入燃料の販売は、MPPとPumaにより合弁で投資された金融ベンチャーによって行われる。
現在、ビジネスは、7,500万ドルでの投資をもとに行われており、ジェット燃料、輸送を含む全てのプロフェッショナルな手続きは更新され、改正されている。さらに追加の4千万の投資がなされた。Holden氏はミャンマータイムズに対して述べた。
「私たちは、ジェット燃料の資本は株式保有者次第だと 確信している。よって、国際線は、安心して、ミャンマーで燃料の補給をできる。さらに、私たちの製品だけでなく、スタッフの訓練と言う点においても、アップグレードしている。」
MPPEは、公開入札システムを通し、職場、輸送サービス、ショップオープニングに対する入札を求め、Puma Energy は、最終選抜プロセスに残った3社のうち1社である。
(Myanmar Times 2017年5月10日版 第7面より)