最高裁判所判事、議会で後悔の念を表明

最高裁判所判事であるSoe Nyunt氏は、2017年5月22日に行われたPyithu Hluttaw(ミャンマーでいう最高裁判所)の法廷において、Bago 地域Waw タウンシップ判事の Htwe氏により提出された、逸脱し、腐敗した司法制度を立て直す議案に対する自身の意見に対し、後悔の念を示した。
その時、Soe Nyunt氏は、司法制度が、腐敗しているという批判は、法定の尊厳を傷つけ、司法に対し敬意を欠くと返答した。彼は、Hluttawの代議士を傷つける意図は全くなく、彼は後に、謝罪しに法廷を訪れた。
「当初、私は何の意図もなかった。しかし、私は、自身の説明能力の未熟さにより、誤解を招いてしまった。私の言葉は、私自身に意図がなかったにしろ、Hluttawの代議士に、良くない影響を与えてしまった。この件に関し、私は謝罪したい。」とSoe Nyunt氏は述べた。彼は、Hluttawの議長及び、代議士に対し、許しを請いた。
その動議を提出した、Tin Htwe氏は、彼の謝罪に理解を示し、「あの会議で、私は動議を提出し、代議士はそれに賛成し、実際あった、具体的な事例に関し議論した。彼は、怒りながら、返答したと思う。その怒りこそが、彼を、法律に対し、盲目にさせた。彼は、法に立ち返ったとき、自身の発言が間違えであったと気づいた。だから、彼は認め、謝罪したと私は考える。」と述べた。
So Nyunt氏は、Hluttawの議事録から自身の発言を削除することも要求した。しかし、そのような削除は、すべての代議士が認めた場合のみ行われるとTin Htwe氏は、続けて述べた。
(Myanmar Times 2017年5月24日版 第4面より)