ミャンマー投資委員会、改革最中における拡大

2017年6月14日投資企業管理局(DICA)により発表されたニュースによると、ミャンマー投資委員会(MIC)は、3名の新規メンバーとともに再編成された。
MICは、投資案件を検証、承認し、分野ごとの開発に関する通知を定期的に発行する責任を担う政府指定機関である。
以前のMICへの任命は、2016年7月7日行われ、計11名のメンバーであった。
新規配置により、計13名へとメンバーが増加した。
他の11名とともに、商務省大臣Than Mytint 氏が副議長として任命された一方、計画財務省、連邦大臣であるKyaw Win氏は、議長としてとどまった。
同様に、DICA代表Aung Naing Oo氏も、書記官としてとどまった。
新しい配置から1名が除かれ、仕切り直しがなされた。
新規の3名とは、農業家畜灌漑省事務次官Hla Kyaw氏、電力エネルギー省事務次官Win Htein氏、ミャンマー労働移民人口省事務次官Myo Aung氏である。
発言によると、新しいMICは、2017年6月6日に結成された。
この新規任命は、機関が権限、責任の範囲を変更すると同時期に実施された。
新しい投資法の施行により、地域、州投資委員会は、現在、500万USドルまでの投資案件に対する許可を、MICの許可なしに与えることができる。
戦略的投資、資本集約投資、環境へ影響を与えることが考えられる投資、政府により、精査が必要な分野に分類される投資等の例外は、MICの許可を必要とする。
MICは現在、無責任だとみなされる投資家の投資案件を却下する権限を有する。
国際司法裁判所(ICJ)によると、新しい投資法と4月に施行された追加規則の下では、MICは、全管轄地域において、人権侵害した投資家を排除する権限を有する。
政府は、6月6,7日ネピドーにて、投資フォーラムを開催した。出席した国際的な投資家や企業は、国内農業改革、電力供給、外国人に対する労働、居住ビザ等、全範囲にわたる事項をについて議論した。
さらに、彼らは、外国人による土地購入に関しても質問を投げかけた。
Kyaw Win氏は、政府は、国の経済発展のため、投資許可プロセスの簡潔化、中小企業支援に主眼を置いていると述べる。
彼は、また、ミャンマーの経済を2017年に離陸する用意がある滑走路上の航空機にたとえた。
「ミャンマーは、2016年の滑走路を走っている航空機である。しかし、それは、2017年に飛躍する準備である。」と彼は、ミャンマー及び国際企業の聴講者に対し、フォーラムにて述べた。
(Myanmar Times 2017年6月19日版 第6面より)