9つのセクター、1年以内に環境管理計画を提出するよう要求

食品及び飲料、繊維、蒸留所を含む9つのセクターの工場は、1年以内に環境管理計画を提出するよう要求されていると、国家委員会の決定を引用した関係者は話す。
天然資源及び環境保全省の環境保全部署所長Khin Thida Tin氏は、9つのセクターは今月締め切り前に、環境管理計画(EMP)を提出する義務があると話す。
8月21日に国家環境及び気候変動委員会は、9つのセクター全ての工場が特定の期間内にEMPを実施し、提出しなければならないという新たな要件を発表した。
蒸留所、繊維染色及び印刷、革加工、パルプ及び製紙工場、砂糖精製事業は12カ月ある。
食品及び飲料、農薬製品(混合及び梱包も含む)、セメント、製錬及び成形事業(メタルワーク)
は9カ月ある。
11月8日にヤンゴンのBest Western Great Hillホテルで行われた「環境保全に関連する法律、規則及び手続き」の発表中、同部署所長は発言した。
ワークショップによると、30,000の工場が産業省に登録しており、そのうち26,000が食品及び飲料業である。これは、同部署だけで26,000の環境保全計画を管理しなければならないことを意味する。
E Guard Environmental Servicesの環境影響評価(EIA)コンサルタントであるInna Lazareva氏はミャンマータイムズに、要件の導入は良い発展であり、EIA手続きで求められていることであると語った。
「EMPは公害を減らし社会への悪影響の緩和を支援するだけでなく、工場労働者及び住民の健康及び安全も改善する」と彼女はいう。
しかしコンサルタントは、品質を妥協することにより指示を満足させ、要件を早急に終わらせることに対し警告した
「工場が迅速且つ安価にEMPを行い急ぐのではなく、工場管理者がEMPの目的を理解し、品質を妥当せずEMPの推奨に従うことを願う」とE Guard Environmental ServicesのInna Lazareva氏は述べた。
「また関連当局にとって、EMPが最終的にどのように実施されるか監視することも重要である」と彼女は付け加えた。
(Myanmar Times 2017年11月16日版 第6面より)