マレーシア、シンガポール資本企業、Serge Punの観光事業を買収

投資ホールディング会社であるSHC Capital Asiaは、ヤンゴン証券取引所に6,970万シンガポールドルでYoma Strategic Investment and Exemplary Venturesとして上場している現地複合企業、Serge Pun氏のFirst Myanmar Investment Limited(FMIL)からMM Myanmarを買収する予定である。
SHC Capital Asiaは、マレーシア人の不動産ディベロッパーSee Hoy Chan氏の支援によりシンガポール証券取引所に上場している。Pun氏のYoma Strategic Investmentもまたシンガポールで上場している。
買収後Memories Group Limitedに名前を変える予定のMM Myanmarは、ミャンマーの観光関連事業に従事している。同社はSHC Capital Asiaの証券取引提出書類によると、経験、サービス、ホテルの3つの主要事業分野で構成されている。
経験事業はバガンでのバルーン飛行およびバガンの地で構成され、サービスはAsia Holidays旅行代理店で構成されている。ホテル事業はパアンロッジ及びパンラインロッジで構成されている。
契約が成功すれば、Memories Groupはミャンマーで途切れのない総合的なツアー体験を観光客に提供する目的で、マルチサービス旅行会社として市場での地位を確立しようとしている。競合他社と比べ優位を獲得することで国内初の企業としての地位を活用し、既存の現地ネットワーク及び現在の断片的な観光業界の利点を活用する予定である。
同買収は7対1の株式統合を果たした後、1株26.3セントで、2億6,500万の新たなSHC株式を発行することで資金提供を行う予定である。一方SHC Capital AsiaはMM MyanmarモニカをMemories Group に変更するため、9,300万の新規統合株式のコンプライアンスの設置を進めている。
この動きは、ラカイン北部での人道危機展開の結果として、ミャンマーへの観光客の入国が落ち込む中起きた。World Travel and Tourism Councilによると、観光業界は今後10年間で7.6%伸びると予想され、観光客の増加は長期的には成長が見込まれる。
2015年にミャンマーに入国する観光客の数は470万人に到達し、業界は国のGDPの約2.6%、16億米ドル貢献した。
SHC Capital Asiaの株式は1株4.4セントで水曜日取引を終えた。一方、FMILの株式は当日5,525株式の取引量が急増した後、12,000チャットで取引を終えた。
(Myanmar Times 2017年11月23日版 第8面より)