トラック運転手たちがミャンマー国内での部分的な走行禁止に対してストライキ

ミャンマーコンテナトラック協会(MCTA)は夜を徹したストライキの後、トラック運転手がヤンゴンの主要道路を使用できる時間についてヤンゴン地方自治体との同意に至ったと協会長のU Than Lwinが述べた。
同協会の代表、ヤンゴン電気産業運輸通信省のDaw Nilar KyawU Than Lwin及び交通規則施行監督委員会が参加した会議において、ラインタヤ及びシュエピーター地区では午前11時より午後3時までコンテナトラックの走行が許可されるという内容で合意に至った。彼らは以前許可されていた午後8時から午前6時の間の走行もまた許可する見込みである。
コンテナトラックのドライバーは10月10日深夜から11日早朝にかけてストランド通りに車両を駐車しストライキを続け、渋滞を引き起こした。
運転手たちは道路の24時間使用の許可及びDaw Nilar Kyaw氏の辞任を要求した。
「Daw Nilar Kyaw氏はコンテナトラックによって交通渋滞が引き起こされると述べた。実際、我々はほとんどの時間ただひとつの通りしか使用しない。また、バス運転手がしばしばしているような競争や規則違反はしていない。我々は24時間の走行許可が欲しい」と、ストライキに参加した運転手の一人であるKo Phoe Kyaw氏は述べた。
トラックの運転手たちは抗議中、ストライキに参加しない他のトラック運転手に水のボトルや岩や棒を投げ、トラックのフロントガラスに損傷を与えた。
数人のストライキ参加者によると、ヤンゴン内の通りをトラックが使用する時間について地域が非実用的な時間を望んだことによってストライキが引き起こされたとのことだ。
5月25日の地方自治体事務所での交通規則に関する会議では、コンテナトラックの走行はBayint Naung通り及びPale通りで午後11時以降に許可されるが午前12時30分以降は許可されず、Strand通り及びHome通りでは午前2時以降は許可されないと取り決められた。この規則に違反した運転手は処罰を受けた。
規則は多少緩和され、午後9時から午前6時まで走行が許されるようになった。
交通執行官は定められた時間外に走行するコンテナトラック運転手たちを逮捕し、禁止が課せられて以来120人以上に対して措置が取られたと運転手たちは抗議した。
「ヤンゴン地方自治体の規則に従い午後9時に出発すれば、我々は午前0時もしくは1時に戻ってくることになる。我々は荷下ろし及び積み込みの時間がない」とKo Phoe Kyaw氏は述べた。
(Myanmar Times 2018年10月12日版 第3面より)